渓谷のせせらぎと十和田石による
特別な温泉浴


四季彩り秋田づくし
湯瀬ホテル

鹿角一の温泉ホテルの目指した投資思想がそこかしこに見え隠れする「四季彩り秋田づくし 湯瀬ホテル」。
50名が一緒に入れる大浴場には、浴槽のみならず
床面にも十和田石が敷かれています。

鹿角一の温泉ホテルの目指した投資思想がそこかしこに見え隠れする「四季彩り秋田づくし 湯瀬ホテル」。
50名が一緒に入れる大浴場には、浴槽のみならず床面にも十和田石が敷かれています。

本館と別館が渓谷を跨いで建つ温泉ホテル

当館は十和田湖と八幡平の中間、湯瀬渓谷沿いにある温泉ホテルです。かつては新宿御苑の造園にも関わり、多数の名園を設計した龍居松之助翁の手による一万坪の周遊庭園が当館のシンボルでしたが、平成26年に庭園の向かい側に新しい半露天風呂を建築する際に、周遊庭園だと渓谷を挟んで大浴場が見えてしまうということもあり、開放感のある浴場をつくることを優先し、庭園を閉じた経緯があります。同時に庭園のメンテナンスに費やしていた費用を浴場の増改築に使いました。そうしてできた渓谷を見下ろす大浴場は、当館の新たなシンボルになっています。

渓谷を見下ろす大浴場

大手旅行検索サイトの風呂部門の口コミは常に高いポイントをキープし、当館独自に行っているお客様アンケートでもお褒めの声をいただいております。アンケートの中には十和田石に対する評価もあります。多くのお客様に仰っていただくのが、見た目の美しさと滑りにくさです。十和田石は、ほかに類を見ない独特のブルーの色合いが最大の魅力だと思います。当館では浴槽のみならず、浴場の床面も十和田石を使っていますので、初めてお越しいただくお客様は、浴室の扉を開けると、まず、十和田石のブルーに圧倒されます。また、当館の源泉はPH9.1の弱アルカリ性なので、同じアルカリ性の十和田石とは殊更相性が良く、ヌメリなどの水質反応も起こりにくいのです。

浴槽の十和田石

実際に毎日入浴して確認しています

いまは家族と近くの家に住んでいますが、ついこないだまでは単身赴任で、現場でのさまざまな改善のために、一年ほど当館で暮らしていました。毎日湯に浸かって、十和田石についても調べました。十和田石は多孔石に分類される石で表面に無数の穴があり、それが湯の中のミクロの汚れを吸収する効果があるとのこと、つまり自然に水質は改善されているそうです。とはいえ毎日の清掃と、週一回はお湯の入れ替えと浴槽面の磨き上げは行っていますが、一年間入り続けた人間の感想として、湯も石も汚れていることは無かったです。
実は、ホテル暮らしを止めてからも当館の温泉には毎日浸かっています。もちろん仕事の一環としてですが、一日の中で一番好きな時間ですね。

大浴場

評価はお客様から
−ホテル・温泉・浴場における十和田石−