サボテン・多肉植物の
楽しさを伝えたい


サボテン LABO
関口旻様

東京・目白の切手博物館1階で多肉植物のショップを開いている「サボテン LABO」オーナーの関口旻さん。
サボテンや多肉植物の鉢植えに十和田石を使っていただいています。サボテン・多肉植物との相性や工夫についてお伺いしました。

サボテンや多肉植物の鉢植えに十和田石を使っていただいています。

多肉植物の楽しさを伝えたい

サボテン・多肉植物のショップ「サボテン LABO」のオーナー関口旻さん。「サボテン LABO」では、そのロケーションを活かして、多肉植物を販売するだけでなく、サボテン教室やセミナーを開いたりと工夫を凝らして多肉植物の楽しさを伝えています。そうした教室でもショップでも、関口さんはヒナイグリーン®をずっと気に入って使ってくださっています。その理由や、十和田石とサボテン・多肉植物との相性や工夫についてお伺いしました。

サボテン見つめる関口さん

十和田石で根腐れしない

ヒナイグリーン®を使う理由は見た目もですが、水捌けがよく、根腐れしないからですと関口さん。ショップには、メキシコやマダガスカル、アルゼンチンなどいろんな国から来たサボテンや多肉植物がありますが、どれも厳しい環境で生きている植物で、土も水もとても少なくても大丈夫です。他の植物と違い、乾燥に強い性質を持っていますが、逆に過湿の環境に弱いのです。そこで「ヒナイグリーン®があることで根腐れしないし、植物に良い影響がある」との評価をいただきました。

また、ヒナイグリーン®は水耕栽培にも使えるそう。このアフリカの森林のサボテン「リプサリス」はヒナイグリーン®と一緒にして簡単にカクテルグラスで水につけているだけで長いこと元気だそうです。

サボテンにまかれた十和田石

 根腐れに注意な多肉植物ですが、教室では、穴は空けたくないけど、どうしてもこの思い出の物に入れたいとお客さんが、穴のない容器を持っていらっしゃることもよくあるそう、こういった容器やビンは穴が空いていないので水抜きに問題があり、水やりの頻度によって根腐れが起きてしまう恐れがありそうですが、関口さんがおっしゃるには「そういう時にも、ヒナイグリーン®を多めに敷くことで水捌けをよくすることで使えるようになる」そうです。

ジャムの空きビンやグルジア旅行の思い出のワインボトルなどを使った寄せ植えをショップで見せていたきましたが、全てに十和田石を使っているそうです。他にも、このオリジナルのリースのフレームの中にも十和田石が詰まっているんですと見せてくれました。

根張りを良くしてくれる

サボテンや多肉植物を増やす時は「葉挿し」でおこないます。「葉挿し」の方法は、取れた葉っぱをそのまま乾かして、土の上に置くだけ。育てると切り口から根が出てきます。この根も葉もない状態から大きく育っていくには栄養を吸収するための"根"を伸ばすことが重要になります。 「十和田石を使ってサボテンを育てるとこの根の張りが良くなる」とのことですが、十和田石のもつ根張りを良くする効果が多肉植物の生長に活かされているようです。

健康的なサボテン

多肉植物には、大きいものからかなり小さなものまで、いろんな種類があります。寄せ植えをする際には、器の大きさと、自分の作りたい寄せ植えのイメージに合わせて植物を選んで、あとは、ピンセットなどでヒナイグリーンの上に優しく植えていけばいいそうです。

卵の殻の中や、海岸で拾った思い出の貝殻などでも育てることも出来るそうです。想像力が広がりますね。

健康的なサボテン

多肉植物が好む土質に

また、十和田石は多肉植物が好む土に調整してくれる効果があります。その効果を実感したエピソードを関口さんが教えてくれました。

「多肉植物ではないですが、お客さんが大事に育てていた3mぐらいの大きな南米原産のハカランダの木があったんです。そのハカランダが家の中で育ててたせいか、どうにも元気がなくなってしまったと、仕方ないから日本では寒いからダメになるかもしれないけど外で地植えしてみようかと思う。という話を伺って、それならその前にウチで使っている十和田石といういい資材があるから試してみなよと、かなり多めに8袋ぐらい鉢に入れてもらいました。そしたら、鉢植えの土質がよくなったことで、ハカランダもすっかり元気になって蘇って、お客さんにとてもよろこんでもらえた事がありました。」

※ハカランダ、 ジャカランダ:南米ブラジル原産とされる中南米や熱帯地域に生息する樹木。メキシコの桜とも言われるように、春にうす紫色の美しい花が咲く景色は、日本の桜並木に引けを取らない美しさです。その木材は木目が美しく、硬い材質でギターやバイオリンなどの楽器や高級家具に使われます。

健康的なサボテン

こうして実際に使ってきて、十和田石があると、植物が元気になることが分かったので、今ではすっかり十和田石のファンですという関口さん。

ただし重ね重ねになりますが、「多肉植物は厳しい環境を好む植物なので、水のやり過ぎには注意してください」とのこと…その際にも、「十和田石(十和田石)の色が水に濡れて青く変わるのが水やりの目安になりますよ」とのことで、すっかりその使い道をラボで研究しマスターされていました。

健康的なサボテン十和田石そのものを使った寄せ植え「Euphorbia aggregata」、ガラスの中のエケベリア

今後、十和田石だけでなく、十和田石そのものを使ったアイテムも考えてみたいと関口さん、さっそく十和田石の端材をお送りしたところ、それを使った寄せ植えを作って見せてくれました。メキシコやアフリカの大地を思わせるような大胆で素敵な造形です。

他にも、ガラスのアクセサリーの中に十和田石をひとかけ入れたものや、クリスマスのソックスにビニールの袋を入れて十和田石を入れてもできますよとアイデアをくださいました。多肉植物の寄せ植えは、ホントに身の回りのもの、なんででも出来るので、あれこれ想像しながら作ることが楽しいんですとのこと。

ぜひ、切手博物館の訪問と共にサボテンLABOさんに寄って見てください。そして、ぜひ、皆さんもお気に入りの器と十和田石でオリジナルの多肉植物の寄せ植えを楽しんでみてください。




「やさしいグリーンの天然石」


やさしいグリーンの天然石

多肉植物は乾燥に強い植物なので、水分が多すぎるのは苦手です。基本は水やりの頻度を少な目に、天然石のみどりの色合いがカラカラで白っぽくなるぐらい完全に乾いてから水をたっぷり与えてください。また、水やりの際は、葉っぱに水がからないように注意してください。


how to use

こちらのヤフーショップで販売しております
https://store.shopping.yahoo.co.jp/greentuff/

機能性を活かして
−生活の場での十和田石−